9月もそろそろ終わりで，まごまごしていると1年が過ぎてしまいます。

年を重ねると時間が早くなると，皆さんが良く口にする言葉ですが，果たして時間とは，すべての人に均等に存在するものなのか？

少し考えてみましょう。

 

若い人は知っているだろうか，《猿の惑星》というアメリカのSF映画を・・・

1968年に日本で上映されました。

この映画の1番のポイントは，宇宙飛行から地球に戻ってきたとき，すでに2000年の時が過ぎていたところにあります。

これは移動している人と地上にいる人とに，時間のずれが生じるという事実を理解することです。

移動するスピードが光速航行に近ければ，とんでもない時間差が生まれるのです。

普段の生活では移動するといっても，早くて音速に近い程度の飛行速度ですし，わずかな時間ですので，ほとんど実感するものでないのが事実ですが。

 

あなたの隣にいる人が，実際には地上時間よりも若いかもしれませんよ？？？

なんていうことがあるかもしれませんが，この解釈に違いがあればご了承ください。

以上，『時間の遅れ』というお話でした。